先手の角交換四間飛車に対して後手で銀冠の形を目指したのだが。 図から
- 22 △6四歩(63)
- 23 ▲6六歩(67)
- 24 △6三銀(62)
- 25 ▲6七銀(68)
- 26 △7四歩(73)
- 27 ▲7七桂(89)
- 28 △7三桂(81)
- 29 ▲5六銀(67)
と6筋を攻める準備を整えられて困ってしまった。
ここで△5四銀と上がったが、はっきり悪手だったようで ▲6五歩から突破されてそのまま負けてしまった。
ソフトの最善手は△6二飛。 それでも▲6五歩△同歩▲同桂△同桂▲同銀なら △6四歩と打って、一応受かっている模様。 以下、▲5六銀に△7二金と上がる。
△6四歩に▲7三角とは冷静に△6五歩と銀を取って、 ▲6二角成と飛車をとってくれば△同金のあとに △7三角が敵玉を睨むし、▲9一角成でも△6四角で 馬を消すことができる。
そもそも論、最初の図で△6四歩とせずに△7四歩として △5二金、△7三桂、△2二玉と6筋の歩を突かずに 進めた方が良かったのではという説もある。