後手が角交換四間飛車をやってきたのに対して 図から
- 25 ▲8六歩(87)
- 26 △6二金(61)
- 27 ▲8七銀(88)
と銀冠を目指したが、
ここで△4五桂と跳ねられると 拙かった。 ▲同歩なら△5五角が厳しい。 ▲同桂なら△同歩▲7七角△5四銀で引き続き4筋を後手から 攻められる流れ。 本譜では△4五桂でなく
- 28 △2一飛(41)
- 29 ▲7七桂(89)
- 30 △2四歩(23)
- 31 ▲8八玉(78)
- 32 △5四銀(43)
- 33 ▲5六銀(47)
- 34 △6四角打
と進んだ。
ここで▲4七金と受けたが▲4八飛が正解だったらしい。 以下、△4五歩には▲3五歩と反発する。
△同歩なら▲4五桂△同桂▲同銀△同銀▲同歩△1九角成と 後手の突破を許すが、▲4四歩と伸ばして先手がほんの少しだけ 良いらしい。