相居飛車で対矢倉の終盤、調子よく攻めていたが途中で 手が見えなくなった。
▲9一成桂と香車を取られたのに対して △4七馬と飛車をいじめに行ったのが悪手だったらしい。
正解は△7七歩。
この歩をもし▲同桂と取れば△9七銀と打ち、
以下、▲8九玉△8八銀左成▲同金△7九銀成。
戻って▲7七同金ならば、△同銀成▲同桂△8八金と迫り、
▲8八同飛△9七銀以下詰む。
結局、先手は7七歩を取ることができず、▲6八金と銀の方を取るのが最善になる。
これには△同馬だが、▲4一馬△同玉と捨てて▲6一飛が王手馬取り。
以下、△5一銀▲6八飛引成△同銀成▲同飛△7八飛。
このあと飛車交換になるが、後手の勝ちの形だったらしい。