後手のゴキゲン中飛車に対して早めに▲4七銀▲3七桂の形を 作って来た
桂馬が跳ねて来るのを嫌って△4四歩と突いた事で 後手の角道が止まったところに、もう一方の銀が▲6六銀と 上がって来て、△6四歩に対して▲5六歩と突いてきた。
△5六同歩▲同銀でこの形。
ここで後手の角道が止まっているので5五の地点に数が足りず、 歩が打てない。 △6五歩が正解だったらしい。
▲同銀から清算になれば、先手の金が立ち遅れているので △5七飛成が実現する。
これは桂取なので▲4八金と受けるが、そこで大人しく龍を引いて互角。
以下、▲4七金には△4五歩と突いて角交換を狙って行く。
戻って△6五歩に対して▲5五銀左ならどうか。
銀の交換の後に△6六銀がソフト的には最善らしい。
これには▲5三歩と叩いて▲6四銀打とされて居飛車有利の結論らしい。