角換わり筋違い角に△７三桂と来たとき

先日の将棋ウォーズ、私が先手。 後手から一歩損で角交換して来たので 筋違い角を打って棒銀を狙った。

Fig.1 △４二玉まで

Fig.１から、

  15 ▲６六歩
  16 △６四歩
  17 ▲３八銀
  18 △７四歩
  19 ▲２七銀
  20 △６三銀
  21 ▲３六銀
  22 △７三桂

Fig.2 △７三桂まで

ここで▲７八角と深く引いたのは良くなかったようで、 ソフトの推奨は▲５六角だった。

それでも▲７八角と引いた時点での評価値はまだ先手＋３０で互角だった。

  23 ▲７八角
  24 △５二金
  25 ▲３五銀
  26 △６五歩
  27 ▲５八金
  28 △６六歩

Fig.3 △６六歩まで

△６五歩と突かれた時もまだ▲５六角と出る方が良かったらしい。 △６六歩と取り込まれた後、▲同銀に△８八角と打たれて 後はボコボコにやられてしまった。

Fig.2に戻って△７三桂に▲５六角とした後の例だが、 △５四歩と角にプレッシャーをかけて来たなら ▲７五歩と突く。

  23 ▲５六角
  24 △５四歩
  25 ▲７五歩

Fig.4 ▲７五歩まで

もし△５五歩と攻め合いに来ると、

  26 △５五歩
  27 ▲７四歩
  28 △５六歩
  29 ▲７三歩成
  30 △５七歩成
  31 ▲８二と

Fig.5 ▲８二とまで

かなり怖い。

  32 △６七角
  33 ▲５八歩
  34 △３五歩
  35 ▲同　銀
  36 △４七と

Fig.6 △４七とまで

どちらも怖い形になるがソフト的には先手が良いらしい。

  37 ▲８一飛
  38 △５二銀
  39 ▲４八歩
  40 △３七と
  41 ▲同　桂
  42 △３六歩
  43 ▲３四桂

Fig.7 ▲３四桂まで

王手はかかるが飛車取りがあるので難しそう。