週末には少し将棋を。

ソフトで調べた手や、ネット将棋の記録など。

2023-01-01から1年間の記事一覧

横歩取り△4五角戦法、△2八歩を省略して△4五角のときの話

△4五角までの局面。 01-△4五角まで ▲2四飛に△6七角成と強襲。以下、▲同金△8八飛成▲2一飛成。 02-▲2一飛成まで △8九龍の王手には歩で合駒して受ける。 03-▲6九歩まで 後手は取った桂馬で金を狙ってくる。 04-△5五桂まで じっと金を引く。 05-▲6八…

対先手ノーマル四間飛車、▲5六銀が出てきたら桂跳ねより先に船囲いの玉寄り

▲5六銀と出てきた局面。 01-▲5六銀まで △7三桂と桂馬を跳ねたのは悪手で、▲6五歩の仕掛けがあったらしい。 02-▲6五歩まで △6五同歩と取ると角交換の後、▲7七桂と跳ねて、次は▲4六角を狙われる。 03-▲7七桂まで 後手からも角を打って桂馬を狙うと▲6…

決めるべきときに

後手から金打ちで迫られた局面。 01-△7八金まで 実は飛車を取って詰んでいたらしい。 02-▲7二金まで △7二同玉の一手に裾から角を打つ。 03-▲6一角まで △6三玉の場合 尻から飛車を打つ。 04-▲6二飛まで 飛車を成って追いかける。 05-▲6四飛成まで 端に…

決めるべきときに

先手の金が迫って来た局面。 01-▲5四金まで 後手の玉にも詰めろがかかっているが、先に先手の玉に詰みがあった。 まず普通に頭から金を打つ。 02-△8七金まで 3通りの逃げ方がある。 ▲7九玉の場合 桂馬で追いかける。 03-△6七桂まで 飛車の横利きがある…

青野流で▲5八玉を省略して▲3六歩を突いて来たとき

玉を上がるのを省いて▲3六歩を突いて来た局面。 01-▲3六歩まで 角交換して△3三歩を打つ。 02-△3三歩まで 飛車を寄るのは王手飛車。引くしかないが、それでも飛車角交換になる。 03-△2六角まで 交換後は後手も横歩を取っておくらしい。 04-△7六飛まで

中段玉を詰ます手順

先手玉が端に逃れた局面。 01-▲9六玉まで 銀捨てから詰みがあったらしい。 02-△9五銀まで 取らないと頭金で即詰みなので▲9五同玉だが、普通に端歩を突く。 03-△9四歩まで ▲8四玉は△7三金以下詰む。▲8六玉と斜めに引くのが一番長いが。 04-▲8六玉まで…

先手早繰り銀vs後手腰掛銀、銀交換の後の後手からの飛車先取り込みへのカウンター

飛車先を取り込まれた局面。 01-△8六歩まで ここで▲8八歩と受けるのではなく、▲8四歩があったらしい。 02-▲8四歩まで △8四同飛に飛香両取りがかかる。 03-▲6六角まで 飛車を引いて逃げたら馬ができる。 04-▲1一角成まで 金を取られて駒損になるが、 0…

横歩取り△4五角戦法対策、▲7七角にそれでも△4五角の場合

▲7七角にそれでも△4五角を打ってきた局面。 01-△4五角まで 飛車を切って、これが詰めろ。 02-▲3二飛成まで 取るしかないが、飛車を取り返すと金得。 03-▲8六角まで 桂馬は取られるが馬を作ってこれも詰めろ。 04-▲5三角成まで 受けは例えば飛車打ち。 …

美濃囲いに端攻め

成香がにじり寄って来た局面。 01-△4九成香まで 端を攻めて先手が良かったらしい。 02-▲9五歩まで 取ってくれるなら連打で香車を釣り上げ、桂馬を打つ。 03-▲8六桂まで もし無視なら勿論、香車を取りながら王手で桂馬を跳ねる。 04-▲9四桂まで 玉を寄る…

決めるべきときに決めることができない、後手から横歩取り編

先手が逃げ道を開けて来た局面。 01-▲5六歩まで 馬で入るのが正着だったらしい。 02-△7八馬まで 玉逃げに△6七馬と捨てる。 03-△6七馬まで これを取らずに逃げると△3五銀からもう一枚の馬を引き付けて詰む。取るしかないが、上から銀を被せる。 04-△6六…

対嬉野流、投了したけど実はこちらが有利だったらしい

もうダメだと思って投了した局面。 01-△8九銀不成まで 金が助からないと思っていたが、そうでもなかったらしい。 まず飛車の頭を叩く。 02-▲8三歩まで そして角打ち。 03-▲5六角まで 飛車が逃げたところで金を引く。 04-▲7九金まで △8八歩成なら▲8五歩…

角換わりで飛車先で銀交換の後に矢倉を再生されたとき、敵陣の真ん中に角打ち

飛車先で銀交換して引いたときに▲7七銀と打たれて矢倉囲いが再生された局面。 01-▲7七銀まで ど真ん中に角打ちがあった。 02-△5八角まで 金引きで6筋を受けられたときは4筋に馬を作る。 03-△4九角成まで 馬を消しに行く▲1六角には△3九銀の打ち込みが…

後手ノーマル四間飛車△5四銀型vs先手腰掛銀、角交換して飛車先突破の後に飛車桂両取りへの対応

飛車と桂馬の両取りをかけられた局面。 01-△4六角まで 一旦、歩を突いて遮る。 02-▲3五歩まで △3五同角なら桂取りで飛車が敵陣に侵入できる。 03-▲2三飛成まで 後手が角を引いて受ければ、角を合わせ打つ。 04-▲6六角まで 角交換で6筋の歩が伸びた状態…

先手ノーマル四間飛車vs後手腰掛銀、飛車先を突き捨てに▲同角のとき右四間飛車に転向

飛車先を突いた局面。 01-△8六歩まで ▲8六同歩なら△7五歩から攻めを継続するのだが、▲同角と取られた。 02-▲8六同角まで このときは右四間飛車に転向するのが良いらしい。 03-△6二飛まで 次の6筋の取り込みを受ける手としては角を引くのが考えられる。…

後手矢倉vs先手左美濃急戦で端を絡めて攻める筋

飛車先を伸ばして来た局面。 01-△8五歩まで まず先に飛車先を交換して一歩持つ。 02-▲2四歩まで 後手も飛車先を交換して端を突きあったところで、1筋から仕掛ける。03-▲1五歩まで △1五同歩なら3筋も突く。 04-▲3五歩まで これも取ってくれれば、▲1三…

角換わり後手早繰り銀に先手が腰掛銀の一歩手前で反発

先手が飛車先を突いて来た局面。 01-▲2四歩まで 銀で取るのが正着だったらしい。 02-△2四同銀まで ▲4五歩から▲5五角の筋が気になるが、▲4五歩には飛車先を突く。 03-△8六歩まで こちらの方から先に△5五角を打つ。 04-△5五角まで ▲4六角の合わせが考…

角換わり相腰掛銀、角を打つつもりの場所に先に打たれた

▲4五歩と位を取ったところで△4六角と打たれた局面。 01-△4六角まで 桂取りを受けて金を上がると6筋を突いて来た。 02-△6五歩まで この歩は取ってはいけなかった。 例えば飛車を引くなどで待つべきだったらしい。 03-▲2九飛まで △6六歩の取り込みには▲…

△4五角戦法への対策、△7六飛~△2七歩の変化Part2、△2八角と打ち込んで来たとき

△2七歩に銀を引いた後、△2六飛▲3八金となった局面。 01-▲3八金まで 前回はここで△3三歩とされて間違えたが、そもそもここで△2八角と打ち込んで来たら どうなるのか。 02-△2八角まで まず▲2八同銀△同歩成に▲1五角が王手飛車。 03-▲1五角まで しかし…

横歩取り△4五角戦法への対策、▲7七角に対して△7六飛~△2七歩の変化

銀の頭を叩かれた局面。 01-△2七歩まで これを取ると△4五角がある。 03-△4五角まで 以下、飛車を2筋に回るが桂馬を跳ねられて後手が良い。 04-△3三桂まで △2七歩を取らずに銀を引いて進めると、△3三歩の局面で対応が分からなくなった。 02-△3三歩ま…

角交換四間飛車で筋違い角を打たれた時の話

先手が角交換四間飛車で筋違い角を打ってきた局面。 01-▲5六角まで △5六歩と5筋を突いたのはあまり良くなく、ソフト最善は飛車先を伸ばす△8五歩だったらしい。 △5六歩に7筋から仕掛けられた。 02-▲7五歩まで △7五同歩に銀を出られて桂馬の頭を狙われ…

決めるべきときに、決めることができない、美濃囲い攻略

角を引かれた局面、相手玉に詰みがあったらしい。 01-▲7六角まで 急所に銀を捨てて勝ちだった。 02-△3九銀まで 逃げれば持ち駒に飛車、金、桂馬があるので詰む。▲3九同金も△同龍で同じ詰み筋に入る。 03-△3九同龍まで ▲3九同玉が一番長いが、龍を切って…

角換わり早繰り銀、相手玉が早々に入城のとき棒銀にスイッチする

角換わり早繰り銀(後手だが先手の一手損角換わりで先手換算)で 相手玉が早々に入城していて銀交換を防がれた局面。 01-▲7六歩まで 右に銀を引いて棒銀に方針転換するのが最善だったらしい。 02-△8四銀まで 玉を上がってから端を仕掛ける。 03-△9五歩ま…

先手ノーマル三間飛車vs後手早仕掛け、継ぎ歩の手筋

先手ノーマル三間飛車に対して△6五歩と仕掛け、▲5七銀と上がって来た局面。 01-▲5七銀まで 飛車先を突き捨ててから△6六歩と取り込むのが最善だったらしい。 02-△6六歩まで ▲6六同銀に△6五歩と押さえるのではなく、△8五歩と継ぎ歩の手筋を使う。 03-△…

角換わり早繰り銀vs腰掛銀、銀交換の後に腰掛銀側からの角の打ち込み

角換わり早繰り銀vs腰掛銀の将棋、先手が早繰り銀だが一手損角交換をしているので事実上は後手が早繰り銀の手数計算になるはず。 01-▲8八歩まで 腰掛銀側が継ぎ歩の手筋で飛車先を抑え込んだ局面、不思議な角の打ち込みがあったらしい。 02-△4九角まで ▲4…

先手嬉野流、早めの▲4六角から▲5五銀

▲5五銀と上がって来て6四の歩を狙われた局面。 01-▲5五銀まで △6二飛は次善の手でソフト最善は飛車先を突く手だったらしい。 02-△8六歩まで これを放置して▲6四銀からの攻め合いは△8七歩成から△7八と金が詰めろで後手が勝つ。 03-△7八と金まで 従っ…

青野流、互いに玉を上がって△2六歩には▲2八歩と受ける

△2六歩と垂れ歩を打たれた局面。 01-△2六歩まで がっちりと▲2八歩と受けるのが正着だったらしい。 02-▲2八歩まで 以下、△7六飛の横歩取りには▲7七角と受けて 03-▲7七角まで 角交換には桂馬で応じる。 04-▲7七同桂まで

詰めろをかけたが実は負けていた

金を打って詰めろをかけたが、実は自玉に詰みがあった。 01-▲3六金まで まず反対側に桂馬を捨てる。 02-△7七桂まで ▲7七同銀は△5九龍で即詰みなので▲7七同金だが、そこで馬を切って送りの手筋を使う。 03-△7九金まで この金を取らないとすると▲6八玉…

坂田流+筋違い角への対策Part2

Part1は以前の記事。 坂田流に筋違い角を加えて来たら角の利きを遮断すべし - 週末には少し将棋を。 今回も2筋を逆襲された局面だが、▲7七銀が入っているので右銀が遅れている。 01-△2四歩まで ここでも▲2四同歩は悪手で▲3六角と合わせるのが最善だった…

先手ノーマル四間飛車、高美濃で▲6七銀型に対して後手腰掛銀、そんなところで桂馬を跳ねる仕掛け

▲6七銀型のまま▲5六銀と出ずに高美濃に組まれた場合にのみ成立する仕掛け。後手から飛車先の8筋と7筋を突き捨てて、なんとそこでいきなり△6五桂と跳ねる。 01-△6五桂まで ▲6五同歩に角交換から飛車を走って、居飛車がまるまる桂損になるが、これで指…

決めるべきときに決めることができない、美濃崩し

▲4九銀と、こちらの馬を取られた局面。相手の持駒に角が入って自玉に詰めろがかかっていることに気付かず△同龍と取って負けたが 本当はここで一気に先手玉を詰めることができたらしい。 01-▲4九銀まで 他にも選択肢があったようだが、分かりやすいのは角を…