飛車と桂馬の両取りをかけられた局面。
一旦、歩を突いて遮る。
△３五同角なら桂取りで飛車が敵陣に侵入できる。
後手が角を引いて受ければ、角を合わせ打つ。
角交換で６筋の歩が伸びた状態で、もう一度打った来たならば、今度は飛車の裾から打ち返す。
飛車が逃げたら▲２二角成。無視して△６六角なら飛車角交換の後に▲７七桂で遮断する。
▲３五歩の局面に戻って、ソフト最善の進行は△３七角成▲３四歩。
後手は桂馬の下から歩で支える。
先手は桂馬を取ってから飛車を進入させる。
以下、△４六歩なら▲３四歩と合わせて、もし△同歩なら▲２四角から飛車角交換を狙う。
▲３四歩には無視して△４七歩成が最善。これを先手は金で取る。
△４七同馬のタイミングで▲３三歩成が入る。
二枚替えになるが▲２五角が龍取り。
△２七龍に桂馬打ち。
龍と角の交換になる。
